体験談・気づき

【体験談】片耳難聴あるある!大人数の苦手シーンを乗り越える実践的対策

【体験談】片耳難聴あるある!大人数の苦手シーンを乗り越える実践的対策
yoltuti

片耳難聴あるあるのひとつですが、片耳難聴者は大人数が苦手です。ガヤガヤしてるのが苦手です。

なぜなら、音が聞き分けにくいし、音の距離感も分かりにくい。

詳しく解説していきたいと思います!

よっち
よっち

この記事は次のような人におすすめ!

  • 片耳難聴や耳の聞こえづらさに悩んでいる方
  • 日常生活で聞こえに関する工夫や対策を知りたい方
  • 体験談や実践的な対処法を参考にしたい方

ボク自身、物心ついた頃から片耳難聴と向き合ってきました。

大人数の中では、急に誰かの声が飛び込んできたり、周囲の雑音にかき消されたりと、いつも戸惑いがつきまといます。

本記事では、そんな片耳難聴ならではのあるある体験と、ボクが実践してきた対処法をリアルなエピソードを交えてお伝えします。

この記事で解決できるお悩み

同じ悩みを抱えるあなたが少しでも前向きな一歩を踏み出せるようになります。

わかった

私の片耳難聴とこれまでの歩み

幼い頃から左耳に難聴の悩みを抱えてきたボクですが、その経験が今の私を形成しています。

学校や友人との集まり、職場など、様々なシーンで「大人数」という環境は私にとって試練でした。しかし、その試練を乗り越えるための工夫や発見も多くしてきました。

【小学生時代】初めて困難に気づいた時

ボクが初めて大勢の中で困難を感じたのは、小学校の運動会の時。

ガヤガヤしている中で急に声をかけられた瞬間、どこから音が来るのか分からず、戸惑いと不安を感じました。

そんな体験から、日常の中で大人数の中で「聞こえにくさ」という現実と向き合うことになりました。

体験談で振り返る「片耳難聴あるある」

大人数のシーンで感じる聞こえにくさについて、具体的なエピソードを振り返っていきます。

ボクの体験が、同じ悩みを抱えるあなたの共感になればと願っています。

ガヤガヤの中での困惑

飲み会

イベント行事や飲み会等、ガヤガヤしている雑音の中では聞き取れないので困惑します。

背景の雑音が一斉に耳に届くため、必要な会話の音だけをピックアップするのが困難になります。

片耳難聴にとって大きなストレスとなり、結果的に苦手意識を強める要因となっています。

大人数の集まりでは、誰かの急な声や笑い声、環境音などが混ざり合い、注意を奪われやすくなるのです。

よっち
よっち

この状況では、「この人が喋ってるけど何を言ってるか全然分からない・・・」という感じです。

会社の飲み会では先輩や上司に迷惑をかけないように、緊張感を持って望んでいます。

不意に声を掛けられた時の困惑

悩み

音の出所がわかりにくいため、どこから音が発せられているのか、正確に把握するのが難しく、会話や安全確認に支障が出ます。

また、音の距離感が判断しにくいため、音の大きさやタイミングから、どれくらい離れているかを見極めるのが難しいため、周囲の状況を把握しにくくなります。

音の方向感覚と距離感覚がバグを起こします。

よっち
よっち

この状況では、何を言われたか聞き取れていたとしてもどこから声をかけられたか分からず「キョロキョロ」周りを探してしまいます。

両耳聴効果

両耳聴効果とは、両耳で音を聞くことで得られるさまざまな聴覚のメリットのことです。

片耳だけで聞く単耳聴と比べ、以下のような効果が生じます。

  • 方向感覚 – 音源の方向を知覚する
  • 距離知覚 – 音源の距離を知覚する
  • 音像定位 – (音源ではなく)音の心理的知覚による位置の把握
  • 両耳加算 – 両耳で聞くことでより大きな音として認識できる
  • 両耳マスキング効果 – 信号音に対しノイズとなる音が加わるとき、片耳側の信号音を下げると認識しやすくなる
  • カクテルパーティー効果 – 複数の音の中で特定の音を選択して聞く
  • 先行音効果 – 最も早く到達した音を音の方向と認識する

出典:Wikipedia

よっち
よっち

健聴者と片耳難聴者では、「音の方向性、音との距離感覚、音の大きさ、音の聞き分け、音の奥行き感」に違いがあるということですね。

体験に基づくリアルな対処法と工夫

ここからは、ボク自身が実践してきた具体的な対処法と工夫についてお話しします。

実際の体験談を交えながら、少しでも役立つ情報をお届けしたいと思います。

わかった

聞こえる環境を選ぶ工夫

一番の対処法としては、聞こえる場所を確保したり、他にも下記の対応が考えられます。

人混みや騒がしいカフェや居酒屋では・・・

  • 環境を選ぶ:可能な限り聞き取れる場所や座席を確保する。
  • 前もって対策を練る:大人数の集まりでは、事前に環境や会話の流れを予測しておく。事前に聞き取れないことを周囲に伝えておく。
  • 補助ツールの利用:補聴器やイヤホンなど、利用できる支援グッズを活用する。

これは、ボクが大切にしている「聞こえる環境を作る」ための一つの方法です。

【持論】実践するための考え方

good

ここまで、片耳難聴あるあると大人数で感じる不安、そして具体的な対処法について詳しくご紹介してきました。

これらを実践するためのボクの考え方についてお伝えします。

よっち
よっち

片耳難聴という自分の特性を否定せず、むしろ個性として受け入れることが大切です。

しっかり説明すれば、周囲の人も理解してくれます

大勢の中で苦手な状況に直面しても、焦らず自分のペースで大丈夫です。

ストレスを溜めないように、ポジティブな気持ちでイベントや飲み会に参加しましょう!

まとめ

今回の記事では、ボクの体験をもとに、片耳難聴がもたらす大人数での困難と、その対処法について詳しく解説しました。

環境選び、補助ツールの利用など、実践可能な対策を紹介し、客観的なデータと専門家の意見も紹介しました。

よっち
よっち

読者の皆さんがこの記事を参考に、少しでも前向きに生活の質を向上させられることを心から願っています。

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よっち
よっち
片耳ライフ発信者
生まれつき左耳が難聴。前向きな性格が特徴。暮らしを豊かにする情報を届けます。

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