片耳難聴は大人数が苦手。その理由と対処法

片耳難聴は大人数が苦手。その理由と対処法
物心がついたときから、私は左耳が難聴でした。
乳児期にはおたふく風邪など病気がちだったらしく、その影響があるのかな?となんとなく思っています。
どれくらい悪いかというと、健康診断では聴力検査で引っかかります。日常生活で困る場面もありますが、特に「大人数の場面」が苦手です。今回はその理由と、私が実践している対処法についてお話しします。
大人数が苦手な理由
片耳難聴の大きな特徴は、「音を聞き分けにくい」ということです。
片耳だけで音を聞いていると、立体的に音が入ってくる感覚が薄れます。例えば、片耳だけにヘッドホンを付けて音楽を聴く感覚をイメージしてみてください。それだけで音が平面的に感じられるのではないでしょうか。
雑音も含めてすべての音が一気に耳に飛び込んでくるため、音の距離感を掴むのも難しくなります。これが、大人数の場面で感じる大きな不便さの原因です。
実際に苦手な場面
- 人混みや騒がしい場所での会話
→ 雑音が多い中で相手の声を聞き分けるのに苦労します。 - 後ろから不意に声をかけられたとき
→ 音の距離感が掴みづらいため、どこから声をかけられたのか分からずキョロキョロしてしまいます。
これらの状況では、音の方向や意味を瞬時に把握するのが難しく、対応に時間がかかることがよくあります。
私なりの対処法
そんなとき、私は「聞こえる状況に立ち回る」ことを意識しています。
例えば:
- 話している人を正面から見る
→ 相手の口の動きや表情を確認することで、聞き取りを補助します。 - できるだけ騒がしくない環境を選ぶ
→ 会話をする際には、できるだけ静かな場所に移動するように心がけています。
こうした工夫を重ねることで、不便さを少しでも和らげるよう努めています。もちろん、全てが解決するわけではありませんが、自分なりにできることを実践しています。
最後に
以上、片耳難聴で大人数が苦手な理由と、私が実践している対処法についてお話ししました。
[chat face=”SNSアイコン かわいい 女性 イラスト-1.png” name=”よっち” align=”left” border=”枠の色” bg=”背景色”] 片耳難聴は不便に感じる場面もありますが、少しずつ自分なりの工夫を見つけていくことで、生活が少し楽になると感じています。もし同じような悩みを持っている方がいれば、少しでも参考になれば嬉しいです! [/chat]