子どもの片耳難聴と家族のサポート

子どもの片耳難聴と家族のサポート
ボクは片耳難聴者ですが、片耳難聴は1000人に1人いると言われています。
意外と多いなと思いませんか?
もし自分の子どもが片耳難聴だったら…という可能性もゼロではありませんよね。
そこで今回は、片耳難聴者であるボクが「親にサポートしてもらって助かったこと」や「こんなサポートがあるといいなと思った」についてお話します。
幼児〜幼少期のサポート
「もしかして我が子は片耳難聴かも?」と思った時点で、すぐに病院に連れて行ってほしいですね。
そして、お医者さんから「片耳難聴だ」と言われたときは、ぜひその事実を受け入れてあげてください。
意外かもしれませんが、これができない親御さんは多いです。
「自分の子どもが片耳難聴だと認めたくない」という気持ちがあると、病院に連れて行くのが遅れてしまうことがあります。
でも、早期発見で対応できることもあるので、できるだけ早く病院に行ってください。
また、お医者さんから片耳難聴だと診断されたとき、一番パニックになるのは子ども本人です。
そんなとき、親が受け入れていないと子どもはさらに不安になってしまいます。
お子さんのために、どうか寛容な態度で受け止めてくださいね。
小学〜高校時期のサポート
この頃になると、子ども自身が自分が片耳難聴だということを理解しています。
この時期に親がしてあげてほしいことは、何よりも「理解者であること」です。
「親は自分の一番の理解者だ」と子どもが思えるだけで、安心感が違います。
日々の生活で不便を感じることがあったとしても、子ども本人がいろいろ工夫して頑張ります。
だからこそ、親は温かく見守り、時には手を差し伸べてほしいですね。
そして、ぜひ「片耳難聴でも大丈夫だよ!将来は明るいよ!」というポジティブな気持ちでサポートしてあげてください。
その言葉だけで、子どもはきっと前向きな気持ちになれます。
大学期以降のサポート
大学生になると、子ども同士の付き合いだけでなく、社会とのつながりが増えてきます。
就職や結婚がその代表例ですね。
就職活動や結婚に関する向き合い方、乗り越え方については、こちらの記事も参考にしてください。
https://katamimi-life.com/2025/01/13/004/
https://katamimi-life.com/2025/01/26/008/
親としてのサポートとしては、補聴器を買ってあげるのが良いと思います。
特に就職活動のときは、補聴器があるとコミュニケーションがスムーズになり、選択肢も広がります。
まとめ
片耳難聴の子どもが成長する上で、親のサポートはとても大切です。
幼少期から大学期まで、それぞれの成長段階に応じたサポートをしてあげてください。
どんなときも「あなたは大丈夫だよ!」という前向きな気持ちで子どもを支えることが、最も大きな力になります。
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きっとそのサポートが、子どもにとって大きな安心感と自信につながるはずです。
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