会社を信じられなくなった日、副業を始めた話

「会社は信じられない」と思った日、ボクは副業を始めた
会社員として働いていた当時、日々の業務に違和感を持ち始めていました。
上司とのすれ違いや、理不尽な業務命令、休日出勤が当たり前のように続く日々。

「このままでいいのか?」という疑問が、毎日のように頭をよぎっていました。
そんなとき、ふと「会社にすべてを預けるのは危険かもしれない」と思ったのです。
それが、副業を始めるきっかけでした。

この記事は次のような人におすすめ!
- 会社や働き方に不安や違和感を感じている人
- 副業に興味があるが、何から始めればいいか迷っている人
- 自分らしい働き方や生き方を見つけたいと考えている人
個人で生きて行ける力が欲しかった理由

最初に就職したのは、食品を扱う卸売会社でした。
食べ物が好きという単純な動機だけで選んだことが、のちに大きな後悔につながります。
毎朝8時過ぎに出社し、夜9時を過ぎてようやく退勤。
営業志望で入社したのに、実際はほとんどが配送業務。
年間休日は100日未満、給料は手取り20万円にも届かず、ボーナスもごくわずかでした。
「我慢」の連続が日常となり、自分の価値が削られていくような感覚でした。

会社という組織のなかに身を置きながらも、何かあったときに自分を守れる力を持っておきたい。
そう感じたことが、個人で稼ぐ力を求める原点になりました。
仕事選びで大切なこと
あの会社で働いた経験は、決して無駄ではありませんでした。
むしろ、自分の価値観や「仕事において大切なもの」を見つけるきっかけになったのです。
好きな業界だからといって、どの会社でも満足できるとは限りません。
たとえば、食品に関わる仕事にも「作る」「届ける」「広める」など、さまざまな立場があります。
どの工程に携わりたいのかをしっかり考えるべきでした。
また、給与や福利厚生、年間休日といった条件面も事前に確認しておくことが重要です。

「この会社で、どんな仕事ができるのか?」そんな視点で仕事を選ぶことが、長く働くうえで何より大切です。
会社への不信感と副業への決意

理想と現実のギャップに苦しむなか、気づけば「会社なんて信じられない」と思うようになっていました。
上司に相談しても話は通じず、評価も曖昧。
「頑張っても意味がない」と感じたとき、自分の感情にフタをするのをやめようと思ったのです。
「何かを変えないと、この先もずっと不満を抱えたまま働き続けることになる」
そんな危機感から、副業という選択肢にたどり着きました。
ネットで「副業 始め方」と検索し、ブログや動画を漁りながら、コツコツとスキルを学び始めました。
最初は成果も出ず、むしろ時間の無駄だと思うことさえありました。

副業に成果は出ない中でも、「副業があるから大丈夫」と思える安心感はとても大きいです。
副業を始める理由は人それぞれ
ボクのように「会社への不満」が理由の人もいれば、「収入を増やしたい」「趣味を仕事にしたい」という理由の人もいるでしょう。
最近では「老後資金の不安」「人間関係からの解放」を目的に副業を始める人も増えています。
厚生労働省の調査によれば、2023年には副業実施者が10%を超え、今後さらに増加傾向にあるとのことです。
副業には時間や労力が必要ですが、それ以上に得られるものも大きいです。
たとえば、ボクは副業を始めたことで、新しいスキルや人脈を手に入れることができました。
また、「本業しか知らなかった頃の自分」では考えられなかったような柔軟な考え方ができるようになっています。
まとめ

副業を始めたきっかけは、会社への不信でした。
でも、始めてみて気づいたのは、「やらされる仕事」から「自分で選ぶ仕事」へと働き方が変わることの喜びです。
今の時代、働き方も多様化しています。
一つの会社にすべてを任せるのではなく、自分自身の力で選択肢を広げていくことが、これからのキャリアには必要だと実感しています。
副業に少しでも興味があるなら、まずは小さく始めてみるのもひとつの手。

自分らしい働き方を見つけるきっかけになれば嬉しいです。