片耳難聴でも車の免許は取得できるの?

片耳難聴でも車の免許は取得できるの?
片耳難聴のボクでも、普通に車の運転免許を取得しています。「片耳が聞こえないと免許は取れないのでは?」と不安に思っている方もいるかもしれませんが、結論から言うと 片耳難聴でも運転免許は取得できます!この記事では、ボクの経験をもとにそのプロセスを詳しくお話しします。
免許取得の聴力基準について
運転免許の適性試験での聴力基準について、警視庁の公式サイトには以下のように記載されています。
両耳の聴力(補聴器により補われた聴力を含む)が、10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること。
参照: 警視庁「適性試験の合格基準」
つまり、補聴器を使用しても基準をクリアできれば問題ありません。僕もこの基準を満たして無事に免許を取得しました。
ちなみに90デシベルとはどのくらいの音かというと、「大声での独唱」や「騒々しい工場内の音」といったレベルです。
僕が免許を取得したときの体験談
ボクが免許を取ったのは大学1年の夏休み。教習所は、一人ひとりに担当の教習指導員がつくスタイルの学校でした。
入校初日、教習指導員に「片耳難聴です」と自己申告しました。そのときの反応は「へぇ、そうなんだね!」という軽い感じ。特に驚く様子もなく、普通に受け入れてもらえました。
ただ、後日その指導員から呼び止められ、「君は片耳難聴だと聞いたけど、免許取得に問題がないことを確認したよ」と言われました。どうやら、教習所側でも初めてのケースだったようで、念のため確認してくれたみたいです。
ボク自身、片耳難聴が免許取得に影響するなんて考えたこともなかったので、「普通に取れるだろう」と疑問にも思いませんでした。実際、教習中も運転技術には全く支障がなく、無事に免許を取得しました。
片耳難聴者として僕が使っている補聴器
ボクは「クロス補聴器」を愛用しています。この補聴器は、片耳難聴の方向けの特別な仕組みを持っています。
具体的には、聴こえない側の音を電波で聴こえる側の耳に送るというもの。これにより、片耳で両側の音を把握することが可能になります。
ちなみにボクは左耳が難聴ですが、右耳は問題なく聴こえます。クロス補聴器のおかげで、運転中も安心して音の確認ができます。
まとめ
片耳難聴でも運転免許は取得できますし、僕自身がそれを証明しています。適性試験の基準をクリアできれば、全く問題ありません。また、教習所の指導員に片耳難聴であることを伝えておくと、よりスムーズに進められるでしょう。
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この記事が、片耳難聴の方が免許取得を目指す際の参考になれば嬉しいです!運転ができるようになると、行動範囲も広がり、生活がもっと楽しくなりますよ。
ぜひ一歩踏み出してみてくださいね!
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