片耳難聴と医者の診断

片耳難聴と医者の診断
私は片耳難聴ですが、その原因については今もよくわかっていません。
初めて耳鼻科に行ったのは、小学校1年生のときでした。
お医者さんに診てもらい、耳のどの部分が悪いのかを教えてもらえると思っていたのですが、結果として原因はわからないままでした。
医師は耳の中まで丁寧に調べてくれましたが、「分からない」との診断でした。
その瞬間、「ええ!?お医者さんでも分からないんだ」と子ども心に大きな驚きを感じました。これからどうすればいいのだろうと、困惑した記憶があります。
その診察の最後に、お医者さんから言われた言葉が、今でも心に残っています。
「聞こえる方の耳を大切にしてください」
この言葉を聞いたとき、「ええ!?左耳はもう聞こえる見込みがないってこと?」と衝撃を受けました。
まだ小学校1年生だった私には、この現実を受け入れるのは非常に難しく、心に大きな傷を残しました。
片耳難聴との葛藤
片耳難聴を抱えていることを知った私は、少しずつその現実を受け入れようとしましたが、簡単なことではありませんでした。
鏡に映る自分に向かって、「左耳が聞こえないのはなぜ?」と問いかける日々もありました。
家族や親戚に難聴の人はいないため、「どうして自分だけが?」という思いに苛まれることも多く、「この世で自分が一番不幸だ」と感じたこともありました。
片耳難聴を受け入れるために
片耳難聴を受け入れることは、一朝一夕ではできません。少しずつ、自分のペースで向き合い、時間をかけて受け入れていくしかないのです。
それでも、ふとした瞬間に「左耳も聞こえたらいいのに」と思うこともあります。
大切なのは、その感情を否定せず、受け入れることです。
バッドな気持ちになることもあるかもしれませんが、そんな時は無理にポジティブになろうとせず、自分の気持ちに寄り添いながら前を向いていきましょう。
まとめ
片耳難聴と向き合う中で感じたことや、克服してきた経験をこのブログでシェアすることで、少しでも同じ悩みを抱える方の助けになれればと思っています。
「聞こえないこと」は個性の一部です。それを受け入れ、自分らしく生きることが大切です。
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このブログが、あなたにとって少しでも心の支えになれば嬉しいです。
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